2021-05-26 第204回国会 衆議院 内閣委員会 第27号
これは、いろいろな考え方があると思いますけれども、海洋国家として、国際交通の要衝たる海峡における商船、大型タンカー等の自由な航行を保障することが総合的国益の観点から不可欠であることを踏まえたものであり、この考え方は政府として現在も変わっていないものであります。
これは、いろいろな考え方があると思いますけれども、海洋国家として、国際交通の要衝たる海峡における商船、大型タンカー等の自由な航行を保障することが総合的国益の観点から不可欠であることを踏まえたものであり、この考え方は政府として現在も変わっていないものであります。
我が国は海洋国家でございまして、しかも先進工業国でございますので、このような我が国にとって、国際交通の要衝である海峡において我が国の商船でございますとか大型タンカーなどのなるべく自由な航行を確保するということが、総合的国益の観点からぜひとも必要でございます。
一番目は、局部的な国益論から総合的国益論の発想を持つ必要があるだろうと。恐らく政府指導部の考える国益のみが国益ではない、ナショナルインタレストというのは、いろんな形でナショナルインタレストはあるだろうと。
我々は、ウルグアイ・ラウンド農業合意の受諾に当たっては、我が国の総合的国益の視点から、やむを得ずそれを受け入れた。果たしてそのような方向に、このWTO協定は我が国の国益の方向に沿って進展していくものかどうか、ここで改めて橋本通産大臣の御所見をお尋ねいたしたいと思います。
細川内閣は、さらにもう一つ、昭和六十一年に、ほかでもなく我が国が提唱したガット・ウルグアイ・ラウンド交渉ですが、細川内閣は、自由貿易の恩恵を最大に享受している貿易立国としての我が国の総合的国益の見地から、七年余の懸案ともいうべきガット・ウルグアイ・ラウンド交渉の受け入れを、これまたいろんな非難、攻撃、中傷を受けながらも、骨身を切る思いの苦渋の決断をしたのであります。
特に農業分野の受け入れは、WTO協定を我が国の総合的国益の見地から受け入れざるを得なくなったということであります。しかし、そのために、先ほどから強調しておりますように国内農業は壊滅的打撃と深刻な犠牲を強いられることになるので、それは当然国民全体の負担でその犠牲を負担し、償っていかなければならない。
この協定に加入することとなりますと、生産条件の不利な我が国農業の分野に及ぼす打撃、不利益ははかり知れないものがある、しかし貿易立国として発展を続けている我が国の総合的国益の立場からWTO協定の一括受諾方式の国際取り決めの受け入れを決断したことについて、今、国会審議を続けているところでございます。
橋本通産大臣、WTO協定締結承認案件提出所管大臣の河野外務大臣は、この協定締結は貿易立国である我が国の総合的国益に照らして極めて有意義であると提案理由でも言っております。我が国が貿易立国といっても、それは輸出もあり、輸入もある。
細川内閣は、昨年十二月、ガット・ウルグアイ・ラウンドの農業分野のドゥニー議長調整案の受け入れは、我が国農業、農村に深刻な打撃とその存立の危機すら引き起こしかねないほどの国難にも等しい重大な課題を内包するという苦渋の念に腐心しながらも、我が国の貿易立国という総合的国益の見地から、身を切るような、まさに断腸の思いの決断をしたのであります。
各省庁とも現状のままで何ら不都合はないと称していますが、それは行政サイドとしてはそのとおりであるにせよ、日本の総合的国益、援助の目的を効果的に達成するという点から見て、果たして現状が妥当なものであろうか。
そこで、わが国といたしましては、国際社会に広く受け入れられる包括的な海洋法条約がコンセンサスで採択されることが、わが国の長期的、総合的国益の見地から緊要であるとの立場をとっておるわけでございまして、今後ともこの会議が妥結されるようにせいぜい努力をしてまいりたい、こう思います。
この会議に臨む基本的姿勢といたしましては、わが国は世界有数の海洋国家として従来から海洋法会議の早期妥結に努力してきておりますが、二百海里時代を迎えた今日においても国際的な合意を通じて新しい海洋法秩序を確立することはわが国の総合的国益から依然として必要であるという観点から、わが国としては、国益が確保されるような公正な海洋法秩序の確立を目指して、今会期におきましても一層の努力を行うという考え方でございます
「これは、国際航行に使用されるいわゆる「国際海峡」の通航制度につきまして、国連海洋法会議において、一般の領海に比し、より自由な通航を認める方向で審議が進められており、」、その後が大事なんですが、「我が国としては、総合的国益からみて、この問題がこのような方向で国際的に解決されるのを待つことが望ましいこと等にかんがみ、当分の間、いわゆる国際海峡のような水域につきましては、領海の範囲を現状どおりとすることにしたものであります
これは、国際航行に使用されるいわゆる国際海峡の通航制度につきまして、国連海洋法会議において、一般の領海に比し、より自由な通航を認める方向で審議が進められており、わが国としては、総合的国益から見て、この問題がこのような方向で国際的に解決されるのを待つことが望ましいこと等にかんがみ、当分の間、いわゆる国際海峡のような水域につきましては、領海の範囲を現状どおりとすることにしたものであります。
これは、国際航行に使用されるいわゆる国際海峡の通航制度につきまして、国連海洋法会議において、一般の領海に比し、より自由な通航を認める方向で審議が進められており、わが国としては、総合的国益から見て、この問題がこのような方向で国際的に解決されるのを待つことが望ましいこと等にかんがみ、当分の間、いわゆる国際海峡のような水域につきましては、領海の範囲を現状どおりとすることにしたものであります。
これは、国際航行に使用されるいわゆる国際海峡の通航制度につきまして、国連海洋法会議において、一般の領海に比し、より自由な通航を認める方向で審議が進められており、わが国としては、総合的国益から見て、この問題がこのような方向で国際的に解決されるのを待つことが望ましいこと等にかんがみ、当分の間、いわゆる国際海峡のような水域につきましては、領海の範囲を現状どおりとすることにしたものであります。
これは、国際航行に使用されるいわゆる国際海峡の通航制度につきまして、国連海洋法会議において、一般の領海に比し、より自由な通航を認める方向で審議が進められており、わが国としては、総合的国益から見て、この問題がこのような方向で国際的に解決されるのを待つことが望ましいこと等にかんがみ、当分の間、いわゆる国際海峡のような水域につきましては、領海の範囲を現状のとおりとすることにしたものであります。
○鳩山国務大臣 「総合的国益」という点は、わが国としてはマラッカ海峡が相当大きなウエートを占めていることは事実であろうと思います。
○寺前委員 もとへ戻りまして、この統一見解を読ませていただきますと、「マラッカ海峡等の国際交通の要衝たる海峡における商船、大型タンカー等の自由な通航を確保することが総合的国益の観点から是非とも必要である」。
国民生活の安定と繁栄に不可欠 な資源の大部分を海外から輸入し、貿易、海運 に特に大きく依存する海洋国家、先進工業国と してのわが国独自の立場からしても、こうした 方向に沿ってマラッカ海峡等の国際交通の要衝 たる海峡における商船、大型タンカー等の自由 な通航を確保することが総合的国益の観点から ぜひとも必要であること、わが国としては、本 問題がこのような方向で国際的に解決されるの を
さきの日米貿易経済合同委員会の合意に基づいて、米国との間で、経済的緊張緩和のための協議を続けるにあたっても、わが国の総合的国益伸長をはかるとともに、このような世界経済の新しい秩序づくりの観点に立ってこれを進める方針であります。 このたび、米国との間に繊維輸出に関し協定を締結することといたしました。
さきの日米貿易経済合同委員会の合意に基づいて、米国との間で経済的緊張緩和のための協議を続けるにあたっても、わが国の総合的国益伸長をはかるとともに、このような世界経済の新しい秩序づくりの観点に立ってこれを進める方針であります。 このたび、米国との間に繊維輸出に関し協定を締結することといたしました。